マネープランナーの伍代と申します。一緒におかねのべんきょうしませんか?
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今回は、Z世代の離職率が上昇しているというニュースについて考えていきたいと思います。「すぐ辞めるなんて根性がない」なんて批判的な声もありますが、本当にそうなのでしょうか?今回は、Z世代が会社を辞める背景やその理由に迫りながら、「辞めることは悪ではない」という視点をお話ししたいと思います。

「仕事を辞めるなんて…」という方も、この記事を読んで、もっと気楽に仕事を捉えて欲しいと思います。仕事をするために生きているのではなく、生きるために仕事をしているにすぎないということを忘れないでください。
そもそもZ世代って?
Z世代とは、1990年代後半から2010年代初頭に生まれた世代を指します。現在20代前半から30代前半にあたる彼らは、デジタルネイティブとも呼ばれ、インターネットやスマートフォンが当たり前の環境で育ってきました。
彼らの特徴としてよく挙げられるのは、
- テクノロジーに親しんでいる
- 個人の価値観を大切にする
- 働くことへの価値観が多様
といった点です。この価値観の違いが、従来の働き方や企業文化とのギャップを生み、離職率の上昇に繋がっていると言われています。

ただ、私は世代で一括りにするのは好きではありません。筆者自身が昔から「ゆとり世代が…」と言われるのがすごく嫌だったからです。「人によるだろ!」といつも思っていました。
Z世代の離職理由とは?
では、具体的にZ世代が会社を辞める理由は何なのでしょうか?
1. キャリアや価値観の不一致
Z世代にとって仕事は「人生の一部」。そのため、自分の価値観やライフスタイルに合わない仕事や職場環境に対して強い違和感を抱きます。「このままここにいても成長できない」「自分らしくいられない」と感じれば、辞める選択肢をためらいません。
2. 柔軟性の欠如
リモートワークやフレックスタイムといった柔軟な働き方を求めるZ世代。しかし、従来型の固定された勤務時間や通勤中心の働き方に不満を感じることが多いです。「テクノロジーで解決できるはずなのに、なぜやらないの?」という視点から離職を決意することも。
3. 過度なプレッシャーやハラスメント
「若いから頑張れるでしょ」と過度な業務を押し付けられたり、古い企業文化から抜け出せない環境にストレスを感じたりするケースもあります。また、職場でのコミュニケーション不足やハラスメント問題も離職理由の一因です。
4. スキルアップや転職への意欲
Z世代は「ひとつの会社にしがみつくことが正解ではない」と考える傾向があります。自分の市場価値を高めるためにスキルを磨き、より良い条件の職場を探すことに前向きです。転職は「リセット」ではなく「ステップアップ」の手段と捉えています。

「一度入社した会社は3年は辞めるな!」なんて昔はよく言われましたが、何の根拠もありません。身体や心を壊してからでは手遅れです。
会社を辞めることは悪いことではない!
日本では「会社を辞める」ことに対してまだまだネガティブなイメージがあります。「忍耐力がない」「責任感が足りない」といった偏見も根強いですが、本当にそうでしょうか?
1. 自分の人生を優先するのは当たり前
仕事はあくまで人生の一部です。Z世代が辞める理由は、自分の価値観や目標に合った選択をするためであり、責任感の欠如とは限りません。むしろ、自分自身の幸せを追求することは非常に重要です。
2. 離職は学びのプロセス
会社を辞める経験は、自己理解を深める貴重な機会です。「何が自分に合わなかったのか」「次はどうしたいのか」を考えることで、次のステップに進むためのヒントが得られます。
3. 社会の変化を受け入れるべき
終身雇用が当たり前だった時代は終わり、キャリアの流動性が高まっています。離職や転職はもはや普通の選択肢。会社側も「辞めさせない」ではなく、柔軟な働き方や社員の成長を支援する姿勢が求められています。

今の仕事にとらわれすぎると、自分で選択肢を狭めてしまうことになります。常に視野を広く持つことを心がけましょう。
離職を前向きに捉えるために
離職そのものは悪いことではありませんが、次に繋げるためには計画性が大切です。以下のポイントを押さえておきましょう。
1. 自分の価値観や目標を明確にする
何が自分にとって大切なのかを深く考えましょう。自分の価値観や長期的な目標を明確にすることで、次の職場選びがスムーズになります。
2. スキルを磨く
離職後に備えてスキルアップに取り組むことも大切です。資格取得やオンライン学習を活用して、自分の市場価値を高めましょう。
3. ネットワークを活用する
人とのつながりはキャリア形成において非常に重要です。同じ業界の人や専門家とのネットワークを広げ、アドバイスをもらうことで新たな道が開けるかもしれません。

私は、そのうち会社が傾く可能性や、身体を壊して仕事ができなくなる可能性を考えて、しっかり貯金していました。
結論:辞めることは「次の一歩」
Z世代が離職率を上げている背景には、単なる「我慢不足」ではなく、社会の変化や価値観の多様化があります。そして、「会社を辞める」ことは決して悪いことではなく、自分の人生を豊かにするための選択肢のひとつです。
大切なのは、辞めた後に何をするか。そして、どう次に繋げるかです。会社を辞めることに罪悪感を感じる必要はありません。自分らしいキャリアを築くために、一歩踏み出す勇気を持ちましょう!

この考え方はとても大事です。仕事に追われてしまっている人は、一度立ち止まって自分の幸福について考えてみてください。私は、仕事を辞めて良かったと胸を張って言えます!
この記事が、皆さんの新たな可能性の気付きの一助となれば幸いです。
今回の記事は以上です。知識という武器を身に着けて、今後も資産を増やしていきましょう!
次回も私と一緒にお金の勉強をしましょうね!