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金融機関で働くのに有利な資格ってあるの?
「金融業界で働きたい」「お金に関する知識を深めたい」と考えている方にとって、資格は大きな武器になります。資格を持っているだけで信頼感がアップし、キャリアアップや転職にも有利です。
今回は、「取っておけば安心」と言える重要な金融資格をいくつかご紹介します。それぞれの資格の特徴や取得するメリットをわかりやすくお伝えします!

資格を持っていると有利に働くことが多いです。しかし、資格を取ること自体が目的ではなく、知識を得ることが目的なので間違えないように。
金融資格を取るメリットとは?
資格を取得することで得られるメリットはたくさんありますが、特に以下の3つが挙げられます。
1. 専門知識が身につく
資格の勉強を通じて金融に関する基礎から応用までの知識をしっかり学べます。日常生活でも役立つ知識が増え、お金に関するリテラシーも向上します。
2. キャリアアップに有利
金融資格は、特に銀行や証券会社などの業界では評価が高いです。資格を持っていることで、上司や同僚からの信頼が得られるだけでなく、昇進や転職にも有利に働きます。
3. 顧客からの信頼感がアップ
お客様と接する場面では、資格があることで「この人は知識がある」と信頼されやすくなります。特に資産運用や保険の分野では、この信頼感が重要です。

金融は資格がないと取り扱えない業務があったりするので、特に資格をたくさん取らなければなりません。休みは資格試験の勉強ばかりでした。
重要な金融資格5選
ここからは、特に取得しておくと安心な金融資格を5つピックアップしてご紹介します。
1. ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナーは、お金に関する総合的なアドバイスを行う専門家です。家計管理や資産運用、保険、税金、年金など、幅広い分野の知識が必要とされます。独学可。1級は資格学校視野。
- メリット:
- 日常生活でも活用できる知識が身につく。
- 金融機関や保険業界でのキャリアに直結。
- 試験レベル:
- 3級、2級、1級の3つのレベルがあります。

1級は難関資格として知られていますが、3級はとても簡単なのでとっつきやすい資格です。逆に3級しか持っていない人でも「ファイナンシャルプランナーです」と名乗ることができるので注意。
ちなみに、私は2級も3級もこのシリーズの参考書を使ってました。わかりやすいので、資格取得後もわからない部分はしばらく、この教科書を見て確認してました。
2. 証券外務員資格
証券会社で働くために必須の資格です。この資格がなければ、金融商品を販売することができません。独学可。
- メリット:
- 証券業界での就職やキャリアアップに必須。
- 資産運用に関する実務的な知識が得られる。
- 種類:
- 一種、二種、内部管理責任者資格があります。

この資格に関しては、業務時間中に試験会場に行って受験しました。私は1回で合格しましたが、不合格で再試験となると上司から白い目で見られます。
3. 宅地建物取引士(宅建)
「不動産の資格でしょ?」と思うかもしれませんが、金融業界でも需要が高い資格です。不動産投資や住宅ローンに関する知識が評価されます。独学可ですが、資格学校も視野。
- メリット:
- 不動産関連の金融商品を扱う場面で強みになる。
- 業界をまたいだキャリアの幅が広がる。
- 試験内容:
- 権利関係、法令上の制限、税・価格の実務知識など。

時間はかかりますが、しっかり勉強すれば取得可能な資格です。学生時代にこの資格を取得していると金融業界からの内定は取りやすいです。
4. 簿記検定(日本商工会議所主催)
簿記は企業の財務状況を読み解くための基本的なスキルです。金融業界だけでなく、経理や経営企画など幅広い職種で役立ちます。独学可。
- メリット:
- 数字に強くなり、財務諸表が読めるようになる。
- 金融商品のリスク評価や経済状況の分析に活用できる。
- 試験レベル:
- 3級、2級、1級があり、2級以上で実務的な評価が高まります。

実用性が高いです。金融業界でなくても、いろんな場面で役に立ちます。持っていると「この人は数字に強いんだな」と評価を受けることができます。
5. 中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営課題を診断し、改善提案を行う専門家です。金融知識だけでなく、経営やマーケティング、法務など幅広いスキルが必要です。独学は厳しい、資格学校がおすすめ。
- メリット:
- 金融機関での法人営業やコンサルティングに活用できる。
- 経営全般に関する知識が身につき、キャリアの幅が広がる。
- 試験内容:
- 一次試験(経済学、財務・会計、企業経営理論など)、二次試験(ケーススタディ形式)があります。

休日を全て勉強に捧げる覚悟が必要な難関資格です。この資格を持っている人は、優秀な方が多かったです。
資格取得のためのコツ
金融資格は勉強量が多いですが、計画的に進めれば合格は十分可能です。以下のコツを参考にしてみてください。
1. 目標を明確にする
なぜその資格を取得したいのか、目的を明確にしましょう。「キャリアアップしたい」「お金に強くなりたい」などの具体的な理由があると、勉強のモチベーションが続きます。
2. スケジュールを立てる
試験日から逆算してスケジュールを組むことが大切です。1日30分でもコツコツ続ければ、着実に知識が身につきます。
3. 教材を活用する
過去問や参考書、オンライン講座を活用すると効率的に学べます。わからない部分は動画解説などで補完しましょう。
4. アウトプットを意識する
勉強した内容を人に説明することで理解が深まります。勉強会やSNSで情報を共有するのも良い方法です。

慣れてくると、金融的な考え方が身についてきて、別の資格の知識が試験に活きることもあります。
まとめ
金融資格は、自分の知識を広げるだけでなく、キャリアを築く上でも非常に有利です。どの資格が自分に合っているのかを考え、まずはチャレンジしてみましょう。
資格を取る過程で得た知識は、きっと今後の人生で大きな助けになるはずです。さあ、今日から第一歩を踏み出してみませんか?

金融機関を志望している学生さんは、資格を取得してみるのも手です。社会人の方でも、転職に有利になるので資格を取得しておくのはおすすめです。

あ、ちなみに最強の資格は普通自動車免許です。車を持っていなくても、これは取れる時に取っておきましょう。別にATでもいいから。
この記事が、皆さんの新たな可能性の気付きの一助となれば幸いです。
今回の記事は以上です。知識という武器を身に着けて、今後も資産を増やしていきましょう!
次回も私と一緒にお金の勉強をしましょうね!