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日本って経済的にも発展してるし、世界的に見たら金融先進国じゃないの?
みなさん、「金融後進国」という言葉を聞いたことがありますか?後進国という言い方には少しチクッとくる人もいるかもしれません。でも、世界の金融文化に相対的に直面してみると、日本の金融の現状がどんなものか見えてきます。日本の常識は、世界の非常識だったりします。
一般的には、日本は金融先進国であると言われています。しかし、実際にちゃんとした金融知識がある人はごくわずかで、金融先進国とは到底言えません。日本と海外の金融文化の違いを解説しながら、日本の形成を見つめるヒントを話していきたいと思います!

何度も言いますが、そもそも自身の収支を把握していない人が多くいます。きちんと見つめ直すことで、さらに資産を増やすことができます。
日本の金融文化の特徴
まずは日本の金融文化をさらっと見ていきましょう。日本の金融の主な特徴を一言で表すと「保守的」という言葉が適切かもしれません。
1.安定性を重視する財産管理
日本の個人財産は、これまで主に保存性が重視されてきました。働いて貯金し、大手銀行に預金することにより、低リスク低リターンでの運用をするのが一般的です。
2.投資よりも貯金の優先度が高い
日本人の預金口座を見ると、貯金量が高いことがよく分かります。これには、金融教育がまだまだ浸透していないという背景もあれば、「貯金は置いておくもの」という以前からの価値観が強く残っているというのも大きいでしょう。

「貯金しているから安心」という考えが子供のころから根付いていますよね。
海外の金融文化との違い
一方、海外ではどうなのか。世界に直面した金融文化は、日本とは違った個性が見えてきます。
1.投資を一番に考える思想
米国や欧州などの発達国では、金融を「貯金」ではなく「投資」として考える人が多いです。例えば、貯金のお金を効率よく増やすための投資は、もはや常識となっています。不動産や株式投資はもちろん、上手な人はストーリーファンドやクリプトアセットへの投資も活発に行います。
2.教育と金融の近さ
海外の発達国では、金融教育が広く学ばれています。学校では金融の基礎を教えることもあり、小さい頃からお金の使い方や投資の意識を養います。これにより、自分の財産をどう効率的に使うかという視点がなりたっているのです。

子供のころから金融リテラシーを学ぶので、投資を身近なものとして考えています。
なぜ日本ではお金の勉強をしないの?
「はじめに」でも書いたように、皆さんがお金の知識をつけると困る人たちがいるからです。ルールを作っているのは、お金を持っている人たちです。皆さんが何も知らずに、文句も言わずにお金をくれるルールを作っているのです。その仕組みから抜け出すためには、知識を付ける必要があります。だからこそ、ここで一緒にお金の勉強をしましょうね、というお話です。
日本では、お金の話は「汚い」だとか「みっともない」というような風潮があります。そのため、あまり他人とお金の話をしません。実際は、お金に善悪などなく、その作られた風潮に流されているだけなのです。お金のことをきちんと考えるのは良いことです。騙されてはいけません。

「お金を稼ぐのは悪いことで、金持ちは強欲だ。」みたいな考えの人がまだいることに驚きです。
おわりに
このように見てみると、日本と海外の金融文化はたくさんの違いがあります。もちろん、保存性は給与と安全性を持つ為に重要な視点ですが、これからの時代は、投資や金融教育も同様に重要になってくるはずです。日本も、世界の金融の流れに相対的に相乗していくことで、より良い財産管理と金融の未来を構築していくことが期待されます。
この記事が、皆さんの新たな可能性の気付きの一助となれば幸いです。
今回の記事は以上です。知識という武器を身に着けて、今後も資産を増やしていきましょう!
次回も私と一緒にお金の勉強をしましょうね!