マネープランナーの伍代と申します。一緒におかねのべんきょうしませんか?
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また、筆者の来歴や保有資格は「筆者プロフィール」をご覧ください。皆さんに何か買わせたり、セミナーに勧誘する怪しい者ではありませんのでご安心を。
前々回、前回は、クレジットカードについてざっくり解説しました。
まだ読んでいない方は、是非ご覧ください。今回も引き続きクレジットカードについて解説していきます。クレジットカードを使うことで、カード会社が買い物の代金を立て替えてくれるというお話をしましたね。

カード会社にいつも立て替えてもらって悪いなぁ。お金払ってあげたいよ。
大丈夫です。カード会社もお金をガッポリ儲けています。

ちゃんと儲かる仕組みになっているので安心して使いましょう。
カード会社が儲かる仕組み
カード会社の儲けは、カード利用者が「キャッシングや分割払いをする際に発生する手数料」と「カード加盟店からの手数料」で成り立っています。
カード利用者とお店両方から儲けを得ているわけですね。前者の「キャッシングや分割払いをする際に発生する手数料」は前々回のデメリットでお話ししましたので、後者の「加盟店手数料」について解説していきます。
カード加盟店とは、カード会社と提携して、クレジットカード決済可能なお店のことです。
カード会社は、カード加盟店から、カードを使って代金が支払われる度に、利用代金の約1~7%程度の手数料を貰う契約を結んでいます。また、契約を結ぶ際にも、加盟店はカード会社にお金を払っています。(カードを利用するために必要な機械のレンタル代等)

え?物が売れるたびにお金取られるの?加盟したら損じゃね?
確かに、現金の売上よりも手数料が取られる分、お店側は損をしていますが、それを上回るメリットがある!と判断したお店がクレジットカード決済を導入しています。
お店側のメリット
① 販路拡大
カード決済ができないお店と聞いて、みなさんはどう思うでしょうか?「え?カード使えないの?じゃいいですー!」となることもあると思います。お店からすると、カードが使えないからという理由でお客を逃してしまう可能性があるのは痛いですよね。
② 防犯対策
全部現金で物を売っていると当然レジが現金だらけになってしまいます。我々と同様に、お店側も現金を大量に持っていることはリスクです。
カード決済であれば、売上分の大量の現金を毎月銀行に持って行かなくても済むわけです。
③ 現金トラブル回避
レジのバイトをしたことがある方は、レジを締めた時に金額が合わない…なんてことを経験したことがあるかもしれません。また、後払いの「売掛金」の回収が難航するなど、現金ならではのトラブルが発生する可能性があります。それを回避するためにカード決済の導入するのもメリットの一つです。

今や、「現金払いのみ」では、お客さんも入ってくれません。手数料を支払ってでもクレジットカード決済を導入する価値があるということです。
クレジットカードの種類
金融機関に勤めていた頃は、クレジットカードの加盟店勧誘や、クレジットカードの契約のノルマもあったのを思い出して気分が悪くなってきましたが、最後に、クレジットカードの種類についてもざっくり解説していきます。
日本国内で発行されている国際ブランドのクレジットカードは、以下の5種類のどれかになります。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
みなさんも聞いたことがあると思います。それぞれの特徴を説明していきますね。
VISA
VISAは、世界で最も利用されているクレジットカードです。
シェア率が高いということは、当然、使えるお店が多いということです。VISAはアメリカで利用しやすいといわれています。
特にこだわりがなければ、VISAカードを選択すれば間違いないかと思います。
Mastercard
Mastercardは、日本国内で2番目に利用されているクレジットカードです。
国内のコストコでは、このMastercardしか利用できないそうです。(筆者はコストコを利用しないのであまり関係ありませんが)
MastercardはVISAと比較してヨーロッパに強いと言われていましたが、近年は、どちらも全世界で同様に利用できるようになってきています。また、クレジットカードを専用の機械にかざすだけで決済できるサービスもあります。
JCB
JCBは、日本発で唯一の国際ブランドです。
日本発のブランドだけあって、日本国内で利用するのには最も使いやすいかもしれません。日本人の利用を前提としているのでサービスも日本人に便利なものが多いように思います。
American Express
American Expressは、ハイステータスの国際ブランドとして有名です。
「アメックス(AmEx)」なんて呼ばれたりもしますね。
以前は、日本国内で利用できる加盟店は少なかったのですが、現在は、JCBと提携することで、JCBの加盟店でも利用できるようになりました。そのため、国内でも使い勝手が良くなってきています。
余談ですが、ハイステータスというだけあって、最上級のブラックカード「センチュリオン」の入会金は55万円、年会費は38万5千円です。
持っている人がいたら、ご飯連れてってください。
Diners Club
こちらも、ハイステータスな国際ブランドとして知られています。
日本で初めてクレジットカードを発行した歴史あるブランドです。アメックス同様、JCBと提携し、日本国内でも利用できるようになってきました。しかし、シェア率は低く、あまり見かける機会はないかもしれません。

複数カードを持つのであれば、異なる種類のものを持っておくと便利です。
最後に
さて、今回はクレジットカードの加盟店側の仕組みと種類を解説していきました。
初めてクレジットカードを作成するのであれば、近年は年会費無料のカードも多くあるので、自身に合ったものを選んで作成するようにしましょう。
初めてのクレジットカードは年会費無料のエポスカードがおすすめです。
楽天市場を多く利用する人は楽天カードがおすすめです。
この記事が、皆さんの新たな可能性の気付きの一助となれば幸いです。
今回の記事は以上です。知識という武器を身に着けて、今後も資産を増やしていきましょう!
次回も私と一緒にお金の勉強をしましょうね!