【第12回】初めての個人借り入れ!銀行でお金を借りるには?~消費性ローン編~

お金の知識

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人生で初めて銀行からお金を借りるって、ちょっと緊張しますよね。「何を準備すればいいの?」「審査って厳しいの?」など、不安に思うことがたくさんあるかもしれません。でも大丈夫!この記事では、銀行でお金を借りる手順や注意点を、初心者にも分かりやすく解説します。
今回は、消費性ローン(「事業性ローン=仕事で使うお金のローン」ではない借入)についてお話していきます。

マネープランナー伍代
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銀行側は、お金を貸して、その利子で儲けています。つまり、皆さんにお金を借りて欲しいのです。「お金を借りたい」という方は大歓迎されますよ。


まず知っておこう!銀行で借りられるお金の種類

銀行から借りる消費性ローンには、いろいろな種類があります。それぞれ特徴があるので、自分の目的に合ったものを選びましょう。

1. カードローン

  • 特徴:限度額内で自由にお金を借りられる。
  • 用途:急な出費や小さな資金が必要なときに便利。
  • ポイント:金利が少し高めだけど、手軽さが魅力。

2. 住宅ローン

  • 特徴:家を購入するためのお金を借りる。
  • 用途:マイホーム購入。
  • ポイント:金利が低く、返済期間が長い。

3. 教育ローン

  • 特徴:子どもの学費や進学にかかる費用をサポート。
  • 用途:授業料や入学金。
  • ポイント:教育目的であれば金利が優遇されることが多い。

4. フリーローン

  • 特徴:借りたお金の用途が比較的自由。
  • 用途:旅行費用や結婚式など。
  • ポイント:必要な金額を一括で借りて分割返済する形式。
マネープランナー伍代
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住宅ローンやカーローンは聞いたことある人が多いのではないでしょうか。割と一般的なのであまり構えないで大丈夫ですよ!


お金を借りる前にやるべき3つの準備

1. 借りる目的を明確にする

まず、自分が何のためにお金を借りるのかをはっきりさせましょう。「必要な金額」や「いつまでに返済するか」などを考えてみてください。

2. 返済計画を立てる

借りたお金は必ず返さなければいけません。そのため、「毎月いくら返済できるか」「どのくらいの期間で返済するか」を事前に計画しておくことが重要です。

3. 必要書類を揃える

銀行で借り入れを申し込む際、以下のような書類が必要になることが多いです。

  • 身分証明書(運転免許証やマイナンバーカード、保険証)
  • 収入証明書(源泉徴収票や給与明細)
  • 借り入れ目的に関する書類(住宅ローンなら購入予定の物件情報など)
マネープランナー伍代
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近年はインターネットからの申込みが一般的ですが、わからないことが多い場合は窓口で直接話を聞いた方がいいです。資料を揃えてから行くと、話がスムーズに進みますよ!


実際に銀行でお金を借りる流れ

「準備は万端!さあ、銀行へ行こう!」という方のために、実際の借り入れ手順を解説します。

1. 申し込み

銀行の窓口やオンラインで申し込みを行います。最近はインターネットで簡単に申し込める場合も多いので、自分に合った方法を選びましょう。

2. 審査

申し込み後、銀行が審査を行います。審査では以下のようなポイントが見られます。

  • 収入の安定性:定期的な収入があるかどうか。
  • 返済能力:毎月の収入から返済額を問題なく支払えるか。
  • 信用情報:過去の借り入れ履歴や返済実績。
マネープランナー伍代
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場合にもよりますが、銀行の審査だけではなく、住宅ローンやカーローン専門の保証会社の審査があり、正直、そちらの審査が通れば銀行的にはOKです。

3. 契約

審査に通過したら、契約を行います。この段階で、借り入れ金額や金利、返済期間などが正式に決まります。

マネープランナー伍代
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窓口での契約は、実印や印鑑証明書等の公的書類が必要となります。担当者に必要なものをしっかりと確認しましょう。

4. お金の受け取り

契約が完了すると、指定した口座にお金が振り込まれます。場合によっては現金での受け取りも可能です。

マネープランナー伍代
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一般的には、皆さんの口座に銀行から借りたお金が振り込まれ、すぐに車や家の代金として口座から支払われて出ていきます。その後、定めた日から毎月の返済が始まります。


銀行でお金を借りる際の注意点

銀行での借り入れは便利ですが、以下のポイントに気をつけましょう。

1. 金利に注目

借りる金額や返済期間によって、支払う利息が変わります。金利が高いほど返済総額も増えるので、できるだけ低金利の商品を選びましょう。

マネープランナー伍代
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ネット銀行の方が金利が安いです。これは窓口などで対応する人がいないため、人件費が安く済むからです。しかし、一般的に住宅ローンを利用するのは人生で一回きり。きちんと説明を受けたい方は金利は高くても窓口に行くことをおすすめします。

2. 無理のない返済計画を

「返済額が毎月の収入を圧迫する」なんてことがないように、余裕を持った計画を立てることが大切です。

マネープランナー伍代
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「住宅ローンの借入金額は、年収の7倍まで」なんてことを聞いたことがあるかもしれません。これは一つの指標にはなりますが、返済額を確認して無理のない借入をしましょう。

 

 

3. 追加費用を確認

手数料や保証料など、金利以外にもかかる費用がある場合があります。事前にしっかり確認しましょう。

マネープランナー伍代
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銀行に対する手数料や、保証会社に対する保証料、生命保険料などです。銀行は保証会社を間に入れることで、万が一、お客さんが返済できなくなっても、保証会社からお金を回収できる仕組みです。

初めての借り入れで気をつけたいQ&A

Q: 審査に通るか不安です。どうすればいいですか?

A: 審査に通るかどうかは、銀行ごとに異なります。収入が安定していることや、過去の借り入れで滞納がないことが重要です。また、申込む金額を必要最低限に抑えるのも効果的です。

マネープランナー伍代
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基本的に保証会社の審査次第で借り入れできる金額が決まります。5千万円借りようと申し込んでも、「4千万円までならいいですよ」という減額回答もあり得ます。

Q: 借りすぎないようにするには?

A: 必要な金額をしっかり計算し、「少し足りないかも」と思っても安易に多く借りないようにしましょう。

マネープランナー伍代
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無理をして借入可能金額ギリギリまで借りた人が、後から返済方法の変更を申し出てくることもしばしばありましたので、無理のないように。

Q: 他のローンと比べてどうなの?

A: 銀行以外にも、消費者金融や信用金庫など選択肢があります。ただし、金利や条件を比較して最適な方法を選ぶことが大切です。

マネープランナー伍代
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闇金、ダメ、絶対。


まとめ

初めての借り入れは少し不安かもしれませんが、手順を理解し準備を整えれば、スムーズに進めることができます。

  • 自分の目的や返済能力に合ったローンを選ぶ。
  • 返済計画をしっかり立てる。
  • 必要書類を用意して、審査に備える。

銀行での借り入れは、人生のさまざまな場面で役立つツールです。不安なことがあれば、銀行の担当者に相談してみるのもおすすめです。相談するのはタダです。親身に聞いてくれる担当者もいると思います。逆に、やる気のない担当者がついた時には、そこでの借入は絶対にやめた方がいいです。実際に融資が降りて契約が完了するまでには時間がかかり、何度もやり取りをすることになります。その度にイライラすることになりますし、説明不足のまま話が進んでしまい、後になって「聞いてない!」なんてトラブルにも発展しかねません。「近いから」「金利が安いから」という理由だけで選ばず、担当者もきちんと見たうえで金融機関を選択し、自分に合った方法で賢く借り入れをしましょう!

この記事が、皆さんの新たな可能性の気付きの一助となれば幸いです。
今回の記事は以上です。知識という武器を身に着けて、今後も資産を増やしていきましょう!
次回も私と一緒にお金の勉強をしましょうね!

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