【第22回】ついつい買っちゃう!衝動買いを防ぐには?~心理学に基づいたアプローチ~

お金の基本

マネープランナーの伍代と申します。一緒におかねのべんきょうしませんか?
初めて当サイトにいらしてくださった方は、まず、サイトのトップページにある「はじめに」を読んでいただけると幸いです。
また、筆者の来歴や保有資格は「筆者プロフィール」をご覧ください。皆さんに何か買わせたり、セミナーに勧誘する怪しい者ではありませんのでご安心を。

前回は、退職について、少し重い話をしたので今回はあっさり目に、衝動買いを防ぐ方法についてお話ししたいと思います!

みなさん、ついつい「これ欲しい!」と思って買っちゃったけど、後から「やっぱりいらなかったな…」と後悔した経験、ありませんか?いわゆる衝動買いってやつです。

衝動買いを完全にゼロにするのは難しいですが、心理学の知見を活用すればその頻度をぐっと減らすことができます。今回は、そのためのコツをいくつかご紹介します。

マネープランナー伍代
マネープランナー伍代

しばらくしてから「これなんだっけ…?」ってもの、あるよね~。


衝動買いの心理とは?

まず、衝動買いって何で起こるのでしょうか?心理学的には、次のような要因が関係しています:

  1. ドーパミンの作用 — 欲しいものを見つけた瞬間、脳内では「これを手に入れたら楽しい!」という予測が立ちます。その結果、ドーパミンが分泌され、買いたい気持ちが高まります。
  2. 即時満足の追求 — 今すぐ手に入れることで得られる満足感は、将来の計画よりも優先されがちです。
  3. 認知バイアス — 例えば、「限定品」や「セール」の表示があると、それが本当に必要かどうかよりも「今買わなきゃ損」という感情が優先されることがあります。

こうした心理メカニズムを理解することで、衝動買いに立ち向かう準備ができます。


衝動買いを防ぐための実践的アプローチ

それでは、実際にどんな方法で衝動買いを防ぐことができるのか、心理学の視点から考えてみましょう。

1. 買い物リストを作る

買い物に行く前に、何を買うかをリストアップしておきましょう。この方法は、予算オーバーや計画外の購入を防ぐ効果があります。

  • 心理学の裏付け: リストを作ることで、注意の焦点が「必要なもの」に絞られます。これにより、「不要なもの」に対する誘惑が減少します。
  • コツ: 買い物リストには「なぜそれが必要か」を簡単にメモしておくと、さらに効果的です。
マネープランナー伍代
マネープランナー伍代

一番下手ですが、結構効果的です。

2. 24時間ルールを実践する

欲しいものがあったら、すぐに買わずに24時間待つようにしましょう。

  • 心理学の裏付け: 衝動買いの多くは一時的な感情に基づいています。時間を置くことで、冷静な判断ができるようになります。
  • コツ: 24時間経ってもまだ欲しいと思うなら、それが本当に必要なものかどうかを改めて考える機会を持ちましょう。
マネープランナー伍代
マネープランナー伍代

一旦冷静になると「…ん?別にいらないな?」となることありますよね。

3. 予算を可視化する

自分の使えるお金を具体的に把握しておくことも大切です。

  • 心理学の裏付け: お金の流れを視覚化することで、支出に対する意識が高まり、不要な出費を抑えやすくなります。
  • コツ: アプリや手帳を使って、毎月の支出を記録する習慣をつけましょう。特に「浪費」と思える項目をチェックしてみると効果的です。
マネープランナー伍代
マネープランナー伍代

きちんと支出をつけていると「もったいない」という意識が強くなります。

4. セールや広告に惑わされない

「50%オフ!」などのセール表示に惑わされないためには、冷静な目を持つことが重要です。

  • 心理学の裏付け: 限定感やお得感を感じることで購買意欲が高まりますが、実際には「必要性」が二の次になっていることが多いです。
  • コツ: セール品を買う前に、「この商品を通常価格で買うか?」と自分に問いかけてみてください。それでも買う価値があると思えるなら、購入を検討しても良いでしょう。
マネープランナー伍代
マネープランナー伍代

「安いのは今のうちだから買わないと損しちゃう!」と思ってしまいますよね。でも不要なものを買うのが一番の損です。

5. 感情に流されない環境作り

ストレスや疲労が溜まっているときに買い物をすると、衝動買いが増えることがあります。

  • 心理学の裏付け: ネガティブな感情を和らげるために、買い物を「気晴らし」として利用することがあります。
  • コツ: 買い物以外のストレス解消法を見つけておくことが大切です。運動や瞑想、友人との会話など、気持ちをリフレッシュできる手段を活用しましょう。
マネープランナー伍代
マネープランナー伍代

正直、気持ちはわかります。

6. オンラインショッピングのリスクを理解する

オンラインショッピングは便利ですが、衝動買いを誘発しやすい環境でもあります。

  • 心理学の裏付け: 「クリック1つで買える」手軽さが、購入前の熟考を妨げます。
  • コツ: “お気に入り”リストに商品を一旦入れておき、数日経ってから必要性を再評価しましょう。また、クレジットカードの登録を外しておくと、購入時に一手間かかり、衝動的な行動を抑える効果があります。

衝動買いの先にある「本当の満足感」

衝動買いを防ぐというのは、ただ単にお金を節約するだけではありません。それ以上に、自分が本当に価値を感じるものにお金や時間を使えるようになるというメリットがあります。

衝動買いに流されず、賢く買い物を楽しむことで、自分の生活をより豊かにすることができます。


最後に

衝動買いを防ぐためには、自分の心理をよく理解し、それをコントロールするスキルが必要です。ちょっとした工夫で、無駄な出費を減らし、満足感の高い買い物ができるようになるはずです。

ぜひ、今日から試してみてくださいね!

しかし、何度も言うようですが、お金は人生を豊かにするための道具です。そのお金を貯めるために必要以上に我慢をして心の豊かさを失うことは本末転倒です。

本当に必要であったり欲しいものであれば、たとえ100万円だろうと買っていいと筆者は思っています。つまり、「何でもかんでも買っちゃダメ!」というわけではなく、「不要なものを勢いで買うのを我慢しましょう!」ということです。

この記事が、皆さんの新たな可能性の気付きの一助となれば幸いです。
今回の記事は以上です。知識という武器を身に着けて、今後も資産を増やしていきましょう!
次回も私と一緒にお金の勉強をしましょうね!

 

タイトルとURLをコピーしました