初めて当サイトにいらしてくださった方は、まず、サイトのトップページにある「はじめに」を読んでいただけると幸いです。
また、筆者の来歴や保有資格は「筆者プロフィール」をご覧ください。皆さんに何か買わせたり、セミナーに勧誘する怪しい者ではありませんのでご安心を。

年金貰う歳になっても年金貰えないって聞いたけど…大丈夫なの?
「将来、年金なんて貰えないんじゃないの?」という話、誰しも一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。若い世代を中心に、年金制度そのものへの不信感は広がるばかりです。この記事では、なぜそんな噂が飛び交うのか、そして年金制度の現状について分かりやすく解説します。

私は30代前半なのですが、正直私も不安です。
年金制度の仕組みってどうなってるの?
まず基本的なところからおさらいしましょう。日本の年金制度は「公的年金」として3つの柱があります。
- 国民年金(基礎年金):すべての国民が対象で、基本的な年金部分。
- 厚生年金:会社員や公務員が加入する年金。
- 共済年金(統合されました):昔は公務員専用でしたが、今は厚生年金に統合。
簡単に言えば、現役世代が支払った保険料を使って、今の高齢者が年金を受け取る「仕送り方式」です。これを「賦課方式」と呼びます。

僕らが毎月納めている分が、今の高齢者の年金として使われてるわけですね。
なぜ「貰えない」なんて言われるの?
1. 少子高齢化の影響
2. 積立金の限界
3. 政治的問題

若い世代のために高齢者に我慢を強いる政策を掲げると、その人は票が入らずに落選しちゃいますからね。高齢者のための政治です。
実際どうなるの?
「将来ゼロになる」とまでは言い過ぎかもしれません。しかし、支給開始年齢の引き上げや支給額の減額は現実味を帯びています。例えば、支給開始年齢が70歳になる可能性や、支給額が今より大幅に少なくなるリスクは否定できません。

先の話なので、明確にどうなるかはわかりませんが、現状を冷静に判断するとそりゃそうなるだろうね。
私たちにできる対策は?
「じゃあ、どうすればいいの?」というのが正直な疑問ですよね。以下のポイントを押さえておくといいでしょう。
1. 自助努力を始める
まずは個人で資産形成を進めることが大事です。具体的には、以下の方法があります。
- iDeCo(個人型確定拠出年金)
- つみたてNISA
- 投資信託や株式投資
2. 支出の見直し
老後資金を貯めるためには、今の支出も見直す必要があります。固定費の削減や家計簿の活用などを始めましょう。
3. スキルアップで生涯現役を目指す
70歳まで働くことが当たり前になる時代も来るかもしれません。そのため、スキルアップやキャリアの再設計も重要です。

要するに、年金に頼らず、自分で何とかできる術を身に付けたり、備えておくことが必要です。
未来は明るいのか?
ネガティブな話ばかりしてきましたが、明るい面もあります。技術革新による生産性向上や、働き方改革が進むことで、年金制度への負担が軽減される可能性もあります。また、個人の努力次第で老後の不安を大幅に軽減することもできます。

大丈夫、大丈夫、なんとかなるって(精一杯の笑顔)
まとめ
「将来年金貰えない」は完全なデマとは言えないものの、悲観するだけでは何も変わりません。大切なのは、現状を正しく理解し、早めに対策を打つこと。今からできることを少しずつ始めて、安心できる老後を目指しましょう。
この記事が、皆さんの新たな可能性の気付きの一助となれば幸いです。
今回の記事は以上です。知識という武器を身に着けて、今後も資産を増やしていきましょう!

次回も私と一緒にお金の勉強をしましょうね!