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リーマンショックって聞いたことあるけど、何があったの？
前回の【第５６回】では、バブル経済について解説しましたが、今日はリーマンショックについて解説していきたいと思います。経済とか金融の話ってちょっと難しそうに思えるけど、実は要点を押さえればそんなに怖いものじゃない！というわけで、気軽に読んでみてください。
気楽に読んでってください。
リーマンショックって何が起きたの？
まず、「リーマンショック」って名前の由来から。これは2008年9月15日にアメリカの大手投資銀行「リーマン・ブラザーズ」が破綻した出来事を指します。この事件をきっかけに、世界的な経済危機が起きちゃったんですね。
リーマン・ブラザーズっていうのは、アメリカの超有名な投資銀行で、150年以上も続いていた歴史ある会社。でも、そんな名門でも破綻しちゃった。それくらい、当時の金融業界は大混乱に陥ってたんです。
日本で山一証券が倒産してヤバい雰囲気でしたが、比べ物にならないくらいのショックが世界中に起こったわけです。
そもそも、なぜ破綻したの？
じゃあ、なんでそんな大きな銀行が突然倒産しちゃったのか？そこには「サブプライムローン問題」っていうのが絡んでいます。
「サブプライムローン」っていうのは、ざっくり言うと「収入が少なかったり、信用度が低かったりする人向けの住宅ローン」のこと。普通ならお金を貸しにくい人たちにも、家を買うためのローンをどんどん出してたんです。なぜかっていうと、「住宅の値段は絶対に上がり続ける」ってみんな信じてたから。
ところが、2007年頃から住宅価格がどんどん下がり始めちゃったんです。それで「ローンを返せない！」っていう人が続出。その結果、このローンを元にした金融商品が大暴落しました。リーマン・ブラザーズは、こういった商品をたくさん抱えていたから、最終的に経営が行き詰まっちゃったんですね。
冷静に考えれば、そりゃそうだろってお話ですが…。
破綻すると何が問題なの？
銀行が破綻すると、そこにお金を預けていた人や投資していた人たちが大打撃を受けます。さらに、リーマン・ブラザーズは世界中の金融機関と取引していたので、その影響がどんどん波及していきました。
これを「金融危機の連鎖」と言います。簡単に言えば、「あの銀行が潰れたんだから、他の銀行も危ないんじゃない？」っていう不安が広がって、みんながお金を動かすのを怖がるんです。これで経済が一気に冷え込むんですね。
お金預けたのに倒産したらどうしよう…ってなっちゃいますよね。
リーマンショック後の世界
リーマンショックの影響で、多くの会社が倒産したり、大量の失業者が出たりしました。日本でも派遣切りや非正規雇用の問題が大きくクローズアップされました。経済って、どこか1つで問題が起きると連鎖的にいろんなところに波及していくんだなぁって、改めて感じさせられる出来事でした。
ちなみに、リーマンショックを受けて世界各国の政府は必死に経済を立て直そうとしました。アメリカではオバマ政権が「大規模な経済対策」を実施したり、日本でも経済政策が強化されたりしました。
だからこそ、自分には関係ないと思っているニュースが意外と関係している可能性もあるので常にアンテナを張りましょう。
今への教訓
リーマンショックからもう15年以上が経ちますが、今でもその教訓は生きています。「金融の仕組みはめちゃくちゃ複雑だけど、リスク管理が大事」ってことですね。特に最近では、ITバブルや仮想通貨バブルのように、また新しい形で似たような問題が出てきています。
今回の件から我々が得るべき教訓は、人は過ちを繰り返すということだ。
まとめ
リーマンショックっていうのは、簡単に言うと「金融業界がバブルを起こして、それが弾けた結果、世界中に大きな影響を与えた出来事」でした。私たちの日常生活にも大きな影響を与えたこの事件、ちょっとイメージできましたか？
経済の話は一見難しそうだけど、実は私たちの生活と直結してるんです。これを機に、ちょっとでも興味を持ってもらえたら嬉しいです！
この記事が、皆さんの新たな可能性の気付きの一助となれば幸いです。
今回の記事は以上です。知識という武器を身に着けて、今後も資産を増やしていきましょう！
次回も私と一緒にお金の勉強をしましょうね！
