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周りに投資を始める人が増えていて、自分も始めたいと思うんだけど、向いてるのか向いてないのかわからない…。
そんなふうに悩んでいる方、多いのではないでしょうか?投資の世界には魅力的な話がたくさんありますが、その反面、失敗談やリスクの高さを聞くと一歩踏み出すのが怖くなるのも無理はありません。
でも大丈夫!この記事では、投資に向いている人の特徴、逆に向いていない人の特徴を分かりやすく解説します。自分がどちらのタイプに近いかチェックして、投資を始める前にしっかり自己分析してみましょう。
投資が向いている人の特徴
まずは、投資に向いている人の特徴を5つ挙げてみます。
1. 長期的な視点を持てる人
株式投資は短期的な値動きに一喜一憂するものではありません。特に初心者の場合、長期的な視点で資産形成を目指す方がリスクを分散しやすいです。
たとえば、インデックスファンドにコツコツ積立投資を続ける人は、時間の力を借りて安定したリターンを得る可能性が高いです。もしあなたが「目先の利益よりも将来の安定を重視するタイプ」なら、投資に向いていると言えます。
2. コツコツ努力できる人
投資は始めたら終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要です。市場の状況を把握し、自分のポートフォリオを見直すなど、継続的に学ぶ姿勢が求められます。
もしあなたが勉強熱心で、日々の習慣を大切にするタイプなら、投資の世界でも成功しやすいでしょう。
3. リスクを冷静に受け入れられる人
投資にはリスクがつきものです。株価が下がることもあれば、一時的に損失を抱えることもあります。これに対して冷静に対応できるメンタルの強さが、投資家として重要な資質です。
「損しても学びに変えられる」と考えられる人は、投資に向いています。
4. 計画を立てて実行できる人
投資には目標と計画が不可欠です。たとえば、「10年後に子どもの教育費を準備するために月3万円を投資する」といった具体的なプランがあると、迷わず行動できます。
計画的な行動が得意な人は、投資の世界でも強みを発揮できるでしょう。
5. 分散を意識できる人
「リスクを一つのカゴに入れない」ことが、投資成功の基本です。株式、債券、不動産など、さまざまな資産に分散投資することで、リスクを軽減できます。
分散投資の重要性を理解し、実践できる人は、投資に適した性格と言えます。

大事なお金が増減するのでハラハラするのはわかりますが、それを冷静に見極める力が不可欠です。
投資が向いていない人の特徴
次に、投資があまり向いていない人の特徴を5つ紹介します。
1. 一攫千金を狙う人
「短期間で大金を稼ぎたい!」という思いが強い人は、投資よりもギャンブルに向いているかもしれません。投資は地道に資産を増やすことを目的としています。
一攫千金を狙うと、高リスクの商品に手を出しやすく、結果的に損失を抱える可能性が高くなります。
2. 感情に左右されやすい人
市場の急激な値動きに対してパニックになったり、周囲の噂に流されやすい人は、冷静な投資判断が難しいかもしれません。特に初心者のうちは、感情的な行動が損失を生む原因になりがちです。
3. 短期的な視点しか持てない人
「すぐに結果を出したい」と思う人は、長期的な投資には向いていないかもしれません。投資の本質は時間を味方につけることです。
短期的な利益を追い求めると、リスクを取らざるを得なくなり、安定した運用が難しくなります。
4. 勉強する意欲がない人
投資には最低限の知識が必要です。もし「何も勉強せずに儲けたい」と考えるのであれば、それは非常にリスクが高い行動です。
投資を成功させるには、ある程度の時間と努力を費やす覚悟が必要です。
5. 資金に余裕がない人
生活費を削ってまで投資に回すのは危険です。投資は「余裕資金」で行うもの。万が一、損失が出たとしても生活に影響を与えない範囲で行うことが大切です。

厳しいことを言うようですが、これらに1つでも当てはまる人はやめた方がいいです。理由は次の項目で。
そもそもなぜ投資をするのか?
「そもそもなぜ投資をするのか?」を考えてみてください。上記の「投資に向かない人」の特徴に当てはまる人には特に良く考えて欲しい問いなのですが、皆さんは投資によってお金を増やしたいと考えていると思います。
でも、お金を増やすことが目的ではないですよね?増やしたお金を使って生活を豊かにすることが目的ですよね?このブログで何度も言っていますがお金は目的ではなく手段です。
そのお金のために、毎日自分の株の上下が気になってソワソワしたり、損失を出してイライラしたりするのは、豊かな人生からどんどん遠ざかる行為です。私の知人は、投機的でリスクの高い取引を繰り返し、最終的には利益を得たようですが、毎日イライラしていて人生がまったく楽しそうじゃありませんし、友人もどんどん離れていきました。そんな生活を送るくらいなら、投資なんてしない方がいいです。いま一度、自分にとっての豊かさとは何かを考えてみてください。
投資を始める前にやるべきこと
もし自分が「投資に向いているかも」と感じたら、次は準備を整えましょう。以下のステップを参考にしてください。
1. 自分の目標を明確にする
まずは「何のために投資をするのか」を明確にしましょう。たとえば、老後資金の確保や子どもの教育費の準備など、具体的な目標を設定します。
2. 投資に関する基本知識を身につける
株式投資の仕組みやリスク、リターンについて学びましょう。本やオンラインの情報を活用して、自分なりに勉強を進めることが大切です。
3. 余裕資金を確保する
まずは緊急時の生活費として数ヶ月分の資金を確保し、それ以上の余裕資金で投資を始めましょう。
4. 少額から始める
最初から大きな金額を投資するのではなく、少額からスタートして、投資の感覚を掴むのがおすすめです。
5. 長期運用を意識する
短期的な利益にこだわらず、長期的な視点で資産形成を目指しましょう。時間を味方につけることで、リスクを分散しながらリターンを期待できます。
まとめ
株式投資に向いている人、向いていない人の特徴を見てきましたが、大切なのは自分の性格や状況を正直に見つめ、適切な判断をすることです。
投資は自己成長の一環でもあります。自分に合ったスタイルを見つけ、無理なく楽しく続けることが、成功への近道です。さあ、まずは一歩踏み出してみましょう!
この記事が、皆さんの新たな可能性の気付きの一助となれば幸いです。
今回の記事は以上です。知識という武器を身に着けて、今後も資産を増やしていきましょう!
次回も私と一緒にお金の勉強をしましょうね!