【第6回】預金ってどんな種類があるの?違いは?

お金の基本

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 日常生活でお金を管理する上で欠かせない存在である「預金」。銀行や信用金庫に預けることで、利便性や安全性を享受できます。しかし、預金と一口に言っても、その種類や特徴は多岐にわたります。本記事では、主要な預金の種類とその違いについて解説します。

マネープランナー伍代
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ちなみに「預金」は銀行や信用金庫に預けたお金、「貯金」はゆうちょ銀行やJAに預けたお金のことを言います。


普通預金

特徴: 普通預金は、最も一般的な預金口座であり、日常的なお金の出し入れに適しています。給与の受け取りや公共料金の引き落とし、クレジットカードの支払いなど、多目的に利用されます。

主なポイント:

  • 金利:非常に低い(例:年0.001%程度)
  • 流動性:高い(いつでも入出金可能)
  • 付加機能:キャッシュカードやオンラインバンキングと連携

普通預金は利便性を重視した預金形態であり、「使うためのお金」を預ける場所として最適です。


マネープランナー伍代
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普通預金には「無利息型」という利息が付かないタイプもあります。これは利息が付かない代わりに、金融機関が倒産しても預金額を全て保証してもらえるタイプです。

定期預金

特徴: 定期預金は、一定期間お金を預けることで、普通預金より高い金利を得られる預金です。その期間中は基本的に出金できませんが、資産を増やしたい人に向いています。

主なポイント:

  • 金利:普通預金より高い(例:年0.1%~0.3%程度)
  • 期間:1ヶ月、3ヶ月、1年、5年など選択可能
  • 途中解約:可能だが、金利が低くなる場合あり

定期預金は「使わないお金」や「貯める目的のお金」を預けるのに適しています。


貯蓄預金

特徴: 貯蓄預金は、貯金を目的とした預金で、普通預金よりも若干高い金利が設定されています。残高が一定額以上であれば金利が適用される場合が多いです。

主なポイント:

  • 金利:普通預金より高いが、定期預金より低い
  • 流動性:普通預金ほどではないが、比較的自由
  • 条件:最低預金額や一定残高が必要な場合がある

貯蓄預金は、貯金の意識を高めたい人に適しています。


マネープランナー伍代
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貯蓄預金は使ってる人あまり見たことない…

外貨預金

特徴: 外貨預金は、外国通貨で預け入れる預金です。為替レートの変動によって利益を得ることができますが、リスクも伴います。

主なポイント:

  • 金利:通貨によって異なる(ドルやユーロで高めの金利が多い)
  • 為替リスク:円安で利益、円高で損失が出る可能性あり
  • 用途:資産運用の一環として利用

外貨預金は、リスクを理解した上で資産を多様化したい人に向いています。

マネープランナー伍代
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2011年には1ドル70円台だったのに対して、2025年現在は150円台。
その時に外貨預金を作成した人は2倍以上になっていますね。しかし、預け入れ時に1ドル毎に1円、引き出し時にも1ドル毎に1円等、金融機関に手数料を取られるケースが多いです。


当座預金

特徴: 当座預金は、主に法人や事業主が利用する預金で、手形や小切手の決済に使用されます。個人利用はほとんどありません。

主なポイント:

  • 金利:ゼロまたは非常に低い
  • 流動性:高い(自由に出金可能)
  • 用途:事業活動の資金管理

当座預金は、ビジネス向けの特殊な預金形態です。


マネープランナー伍代
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会社に勤めている人には、あまりなじみがない当座預金。手形や小切手については、改めて別の記事で解説します。

財形貯蓄

特徴: 財形貯蓄は、企業が従業員向けに提供する貯蓄制度です。給与天引きで定期的に貯蓄でき、住宅購入や老後資金の準備に利用されます。

主なポイント:

  • 金利:金融機関や企業による
  • 税制優遇:条件を満たせば非課税
  • 用途:住宅資金、年金、一般財形の3種類

財形貯蓄は、目的を持って計画的に貯めたい人に適しています。


まとめ

 預金にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や目的が異なります。普通預金や定期預金は広く使われる一方で、外貨預金や財形貯蓄は特定のニーズに応じたものです。自分のライフスタイルや資産運用の目的に応じて、適切な預金を選びましょう。

 最後に、預金の金利や条件は金融機関ごとに異なるため、口座を開設する際は比較検討することをおすすめします。

 今回の記事は以上です。知識という武器を身に着けて、今後も資産を増やしていきましょう!
 次回も私と一緒にお金の勉強をしましょうね!

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